塚崎 カノイ 俊

私はハワイ島ヒロで生まれ育った「ハパ・ハオレ」、つまり日本人と白人の混血です。子供のころの思い出は、アウトドア活動、音楽、海、友達、そして家族と過ごした素晴らしい時間の楽しいつづれ織り…。ハワイ島は私の魂と心の一部と化しています。私は人との交わりを楽しみ、皆に敬意を払い、生活のさまざまなことどもをいつも新鮮な気持ちで受け止めています。妻のレネイ、母のキム、妹のミヤが、私を深いところで支えてくれます。
私の陶芸遍歴は 1993 年、ヒロ高校で始まりました。2003 年には、ハワイ大学で美術の学士号を取得しています。
略歴は次のとおりです
2007 年 ハワイ州ヒロ: 個展「Pure (純)」、酒器展示会、懐古堂 (Kaikodo)
2006 年 ハワイ州ヒロ: 個展「In Full Bloom (満月に)」、懐古堂 (Kaikodo)
2005 年 ハワイ州ヒロ: グループ展「Seduced by Luxury (絢爛な誘惑)」、懐古堂 (Kaikodo)
2003年、2004年 ハワイ州ホノルル: 合作による酒器展示会
2003 年 ハワイ州ホノルル: DREALハワイ社、ベルトコリンズ センター (Belt Collins Center) の全オフィスの委託事業
2003 年 ハワイ州ホノルル: 芸術アカデミー (Academy of Arts) センターにて、日本商工会議所主催の年次展示審査会
2003 年 ハワイ州ホノルル: 芸術アカデミー センター主催の年次全州展示審査会
ハワイでの自分の生活を省みると、偏見のない心、多様な人々や文化への理解と誇り、そして、どこまでも美しく、素朴で、力強いその環境への限りない愛情がそこで培われてきたことに思い当たります。私の作品には生活経験が映し出され、創造の息吹は、島そのものと同様、自然のままに流れています。
陶芸では自由な創作が可能ですが、それは、いかなる時も困難な作業となります。伝統的技法と非伝統的技法を用いた試行により、自分の限界と媒体の限界を常に押し上げ、そうすることで媒体への興味を自ら掻き立てます。私は、ろくろ、彫塑、手捻りの技法を作品に使用しますが、粘土の質感と、意図せぬ独特の反応は魅力的です。私の陶芸作品は、私の心を流れる想念の外的表現となっています。
「連作」は、長期にわたる一連の作品です。新たな連作の開始に伴う作業での未知の要素や胸の高鳴りは、私にとって楽しいものです。私は意識して新たな技法を自然発生的な形で開始し、それを発展させ、やがて作品に変化が現れるにつれインスピレーションを得ます。最終的には、それは統御された技法となり、自然な限界に達したことに私は満足して、また新たな試みを始めます。
壁掛け一輪挿しは現在取り組んでいる連作で、その可能性は無限です・・・
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